Ticket
歌舞伎座:「切符預かり所」での切符の受け取り方 2018年現在

歌舞伎座には、チケット(切符)を預かってくれるシステムがあります。公演日が近づいていて、チケットを郵送で送るのでは間に合いそうにないときなどに、とても便利です。だれでも無料で利用できます。いいしくみですね。

一般の方の場合は、歌舞伎座の観劇のために待ち合わせをしている人が、開演時間よりも遅れて到着しそう、でもチケットは私が持っている!というときに、ここへチケットをお預けになるとよろしいと思います。預け方も簡単です。

歌舞伎座の正面入り口の右手に、「切符預かり所」というタバコ屋さんのような小さな窓口があります。

チケット預かり所

切符預かり所(閉まっているとき)

チケットは、田村民子(預ける人のフルネーム)から、○○○○(受け取る人のフルネーム)さんへ、という風に記載をして預けてあります。
切符預かり所の窓口に到着したら、「チケットを預かってもらっているので引き取りたい」とお伝えください。
そうすると「あなたの名前をフルネームで教えてください」という風に質問されるので、答えてください。

開演前30分から窓口が開きます。それまでは、閉まっているのでご注意を!

【もしも遅刻した場合(開演時間が始まって到着した場合)】
開演後は、切符預かり所の窓口は締まってしまいますが、劇場の正面入り口の中にいる係員に「チケットを預かってもらっています」と言えば、中に入れてくれます。係員からすぐにチケットを渡してもらえる場合と、入って右手のカウンターへ行き、ご自分の名前を言ってチケットがもらえる場合があります。指示に従ってください。

【座席表】
・歌舞伎座の座席表はこちらをご覧ください。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/seat.html

★ 余談情報 ★
<食べ物関係>
・歌舞伎座の客席は飲食可能で、お弁当などを食べることができます。お茶やおやつを持参しても楽しいです。

歌舞伎座地下ひろば

歌舞伎座地下の木挽町広場 大きな提灯が目印

・歌舞伎座地下には、賑やかなお土産売り場(木挽町広場)があります(コンビニやタリーズもあり)。開場前でも、お買い物ができますのでお早めにおでかけになるものいいかもしれません。お弁当なども売っています。
・木挽町広場のお店については以下をご覧ください。
 http://www.kabuki-za.co.jp/guide/kobikihiroba.html
・歌舞伎座の中には、三階と一階右手に、土産物売り場があります。
 三階の鯛焼き(紅白の白玉入り。250円。「めで鯛焼き」)が美味しいですが、いつも凄い行列です。
 売り場は、ときどき移動します。2015年3月現在は、3階の下手側で販売。
・公演月にもよりますが、だいたい30分程度の幕間(まくあい:休憩時間)が2回くらいあると思います。
 「めで鯛焼き」を狙うならば、休憩時間にはすぐにダッシュで売り場へ。すぐに売り切れてしまいます!
・お弁当を買おうと思われている方へ:
 歌舞伎座の近くの銀座三越や銀座松屋の地下のお弁当売り場もおすすめです。
 なおデパートの営業時間は季節や時期によって変わるかもしれないので、必ずご自分でもご確認ください。
・ちょっと豪華に歌舞伎座内のお食事処で、食事がしたいという方は、以下をご覧ください。予約制です。吉兆などもあります。
 ただし、幕間時間(休憩時間)は30〜40分と短いので、大急ぎでの食事となります。
 http://www.kabuki-za.co.jp/eat/
・歌舞伎座のビルの5階には、屋上庭園(無料)やお土産売り場、カフェ(ちょっとお値段お高め)、小さな展示室(「歌舞伎座ギャラリー」有料)などがあります。
 観劇前後にぶらっと立ち寄るのもいいかもしれません。
 歌舞伎座ギャラリーについて https://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/

<快適に過ごすために>
・お手洗いは、新しくなってからかなり数が多くなっています(女性用トイレ)。
・劇場内の地下1階にコインロッカーがあります。
・夏場は冷房が効きすぎていることも多いです。暑い季節でも、ストールやカーディガンなど、防寒用品をご準備いただくほうが安全です。

<歌舞伎をより楽しむために>
・「イヤホンガイド」という音声ガイドがあります。小型ラジオみたいなかんじで、お芝居をみているときに、耳元で同時解説をしてくれます。
 利用料は、700円くらい。1000円の保証金を払いますが、返却時に戻ってきます。
 劇場の中でも借りられますが、開演前の歌舞伎座の外でも貸し出しのワゴンがでています。外で借りておくほうが、時間の節約になるかもしれません。
・一般で言う「パンフレット」は、歌舞伎座では「筋書(すじがき)」と呼ばれています。1階で販売しています。
・オペラグラスがあると、着物の柄や髪型などもじっくり見ることができます。