2012年3月3日(土)、京都市中京区の京都絞り工芸館に歌舞伎の床山の高橋敏夫さんをお招きして、
ワークショップを行いました。
10時半と13時半からの2回開催で、どちらも1時間の予定でしたが
いろいろ盛り上がってしまい、1時間半くらいとなりました。
このようなワークショップは初めての試みだったのですが、
なるべく床山さんのお仕事を間近でご覧いただきたかったので、15人〜20人程度の少人数としました。
高橋さんがお仕事をはじめられると、みなさんだんだんと前に集まってこられて
少しでもよく見える場所へと、移動されていました!
今回は、参加者のみなさんの撮影も許可いたしましたので、あちこちに移動しながら
楽しそうに撮影されていました。
床山の高橋さんは、女方の床山の親方さんで、とても高い技術を持っておられます。
いろいろなお話もうかがえて、私自身も、とても勉強になりました。
アンケートを読ませていただくと、「すぐ近くで見られたのがよかった。感動した」
「かつらの髪に、触ったりして楽しかった」「歌舞伎の舞台を見る眼が変わると思う」など
さまざまな感想が綴られていました。
こういうワークショップは、少人数での開催がいいのだと改めて実感しました。
当日、ご参加いただきましたみなさま。ありがとうございました!
絞り工芸館の展示
ワークショップの様子です。
歌舞伎の女方だけの技術「二枚櫛」。必見です!
しかけもののかつら。参加者の方に、しかけの「せん」を抜いてもらうと…。
ばさっと、まげがさばけました。
なお京都絞り工芸館では、「特別展示 歌舞伎の中の絞り 床山の仕事を通じて」を行っております。
実際の歌舞伎の舞台で使われている「かつら」や「髪飾り」なども展示しています。
場所は二条城の近くです。小規模な展示ですが、ご興味のある方は、ぜひお越し下さい。
日程は、2012年3月2日から5月31日まで。
京都絞り工芸館
京都市中京区油小路通り御池南入る
Tel 075-221-4252
E-mail mail@shibori.jp
営業時間 9:00~17:00
http://shibori.jp
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