歌舞伎俳優のプロフィールや家系図など、最新のデータをまとめた『かぶき手帖2012年版』が
2012年4月1日より発売されました。
毎回、巻頭に特集記事があるのですが、今回は私が「歌舞伎のかつらと衣裳」という記事を
書かせていただいています。
俳優さんの舞台写真もたくさん掲載して、オールカラーで40ページ。
また、「歌舞伎の豆知識」というコラムも10項目書いております。
【特集】
歌舞伎のかつらと衣裳
田村民子=文
1 かつら
かつらの基礎知識/歌舞伎のかつらの特徴/鬘師と床山の仕事
2 衣裳
歌舞伎の衣裳の特徴/衣裳の専門用語/衣裳の仕事/衣裳と床山の連携
3 かつらと衣裳で読み解く 歌舞伎の登場人物案内
『菅原伝授手習鑑 寺子屋』松王丸 千代 戸浪/『助六』助六 揚巻/『寿曾我対面』 十郎 五郎 工藤祐経/『廓文章』 伊左衛門/『仮名手本忠臣蔵 七段目』由良之助 おかる/『本朝廿四孝 十種香』八重垣姫 勝頼/『伽羅先代萩 竹の間 御殿 床下』仁木 政岡/『与話情浮名横櫛 見染 源氏店』与三郎 お富
歌舞伎の豆知識
1 女方の髪飾り[1] お姫様のかんざし
2 女方の髪飾り[2] 鹿の子絞りの手絡(てがら)
3 女方の髪飾り[3] すすきのかんざし
4 衣裳の着方[1] 帯の結び方(立役)
5 衣裳の着方[2] 帯の結び方(女方)
6 歌舞伎のなかの絞り染め
7 衣裳の着方[3] 裾の端折(はしょ)り方(立役)
8 衣裳、鬘師、床山の仕事と「附帳」
9 床山が使う道具[1] 櫛
10 床山が使う道具[2] 元結
また、書籍全体の編集も担当させていただきました。
表紙の写真は、中村吉右衛門さんの『菅原伝授手習鑑 車引』松王丸です。
『かぶき手帖2012年版』
2012年4月1日 発行
編集・発行 :公益社団法人日本俳優協会・松竹株式会社・社団法人伝統歌舞伎保存会
ページ数 :332ページ
定価 :1,400円(税込)
版型 :大型文庫版サイズ(110×160mm)
申し込み・お問い合わせ :公益社団法人日本俳優協会 TEL 03-3543-0941
【販売している劇場】
新橋演舞場
大阪松竹座
京都南座
国立劇場
国立文楽劇場
国立劇場おきなわ
【販売している書店】
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日本俳優協会のサイトから購入もできます。
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