千代田区立日比谷図書文化館が開催されている市民講座「日比谷カレッジ」にて、歌舞伎小道具方の近藤真理子さんと対談をさせていただくことになりました。演劇への入口講座はシリーズで行われている連続講座で、第1回は「湖月わたるが語る-宝塚歌劇100周年と新たな挑戦『CHICAGO』」(2014年09月14日開催)など、蒼々たる出演者がそれぞれのジャンルの演劇についてお話をしてこられました。今回は、歌舞伎の世界を「小道具」という切り口で、伝えていきたいと考えています。
日比谷カレッジ
http://hibiyal.jp/hibiya/college.html
講座ご案内ページ
演劇への入口講座 第4回 小道具から楽しむ歌舞伎 ―こだわりのモノづくりにせまる!
http://hibiyal.jp/data/card.html?s=1&cno=2553
メイン出演者である近藤真理子さんは、歌舞伎小道具方として現場の第一線で活躍されている女性です。近藤さんと道具ラボの田村との出会いは、2013年。田村が『かぶき手帖2014』の巻頭特集「歌舞伎の小道具」の執筆の際に近藤さんを取材させていただいたことがきっかけでした。それ以降、情報交換を重ね、作れなくなっている小道具の復元などに一緒に取り組んできました。講座の当日は、田村は聞き役として歌舞伎の小道具の現場について、いろいろうかがっていきたいと思います。
左:田村民子 右:近藤真理子さん(歌舞伎の蓑の復元のため千葉県の博物館を訪問した際に撮影)
日比谷図書文化館は、日比谷公園の一角にある施設で、1階には雰囲気のいいカフェもあり、図書館スペースもゆったりとして気持ちがいいです(田村はよく利用しています)。ぜひ講座だけでなく、日比谷図書文化館自体も楽しんでいただけるといいなぁと思っております。
●講座概要●
演劇への入口講座第4回「小道具から楽しむ歌舞伎 ―こだわりのモノづくりにせまる!」
あふれるような色彩に満ちた歌舞伎の舞台美術。その細部に見えるのは、実に精緻な小道具たち。華やかな舞台を支える小道具には、見えないところまでのこだわりが強く見られ、日本人ならではのモノへの思いを感じることが出来ます。
当日は歌舞伎の舞台で実際に使用されている小道具を紹介しながら、小道具のあれこれをお話します。舞台でしか見られない小道具を間近に見、時には触れることの出来るチャンス。
こだわりのモノづくり、小道具の視点から歌舞伎を楽しんでみませんか?
出演者:歌舞伎小道具方 近藤真理子さん
伝統芸能の道具ラボ 田村民子
日にち:2015年11月7日(土) 14:00から16:00 当日の受付開始 13:30〜
場所 :千代田区立日比谷図書文化館
地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
住所 :千代田区日比谷公園1番4号 交通アクセス・地図
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
定員 :200名(申込順 定員になり次第受付終了)
参加費用:1000円(千代田区民500円)
問い合わせ先:千代田区立日比谷図書文化館(03-3502-3340)
【申込方法】
千代田区立日比谷図書文化館に直接申し込んでください。
電話(03‐3502‐3340)、Eメール(college@hibiyal.jp)、来館(1階受付)いずれかにて
1)講座名(または講演会名)
2)お名前(よみがな)
3)電話番号
をご連絡ください
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