『双蝶々曲輪日記 角力場』で、濡髪長五郎(力士の役)が履く下駄と莨入れ(たばこいれ)です。2月の伊勢丹催事の際にも、藤浪小道具さんのご協力をいただきまして実物展示をしました(下記写真)。
莨入れは、帯の後ろにはさんでいます(正面から見ると左側)。濡髪はずっと羽織を着ていますのでなかなか見えませが、終盤に脱いでからは、チラッと見えます。莨入れは、身分などによって形態が異なり、それによってどこに入れて持つかも異なります。素材や形もいろいろあって、奥深いです。
三月大歌舞伎
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/436
関連記事一覧: