あけましておめでとうございます。
今年も「伝統芸能の道具」の価値と課題について、自らも掘り下げながら、そこで気づいたことを丁寧に社会に伝えていきたいと思っています。
みなさまからの静かな応援も、とても力になっています。今年もよろしくお願いいたします。
2019年12月24日。三重県桑名市の増田神社にて、伊勢大神楽の総舞を拝見しました。
12:30から15:30までの3時間、屋外でぶっ通し。構成がとてもうまくて、全然飽きない。
青空のもと、地べたに座っての見物で、抜け感最高でした!
でも、さぶかった〜。完全冬の山ウエアで出かけましたが、ぶるぶる。持参したカイロを身体中に貼ってしのぎました。
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職人さんから、みかんを1つ、いただきました。今シーズン、2回目(笑)。
みかんを、もらうというのは、うれしいものです。みかんっていう、なにげないものを、ぽっとあげようと思う。それは、彼らから、身近な、気楽な人に見えているっていうこと。それが、うれしい。偉い先生に、みかんはあげないですもんね。
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KAAT神奈川芸術劇場で開幕した『常陸坊海尊』プレビュー公演を観てきました。タイトルは、義経を裏切った家来の名前。1964年に発表された戯曲で、秋元松代文学の最高峰と言われています。上演時間3時間10分。戯曲構成が巧みで、時間を忘れて舞台に浸りました。
罪の意識をじりじりとあぶり出されるような、ほろ苦さも。自分の中のなにと反応しているのか、時間をかけて確認したいと思いました。
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能の仕舞扇(上)と京舞の扇(下)。能の扇は、やはり大きいですね。
写真の京舞の扇は、紅色なので舞妓さんがもつ扇(芸妓さんは紫色)。先日の国立劇場の京舞公演でも、金地に「近衛引(このえびき)」模様のこの扇がときどき登場していました。
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