● 2016年2月20日(土)
【伊勢丹新宿本店での催事を終えて】
おかげさまで、なんとか伊勢丹での催事が終了しました。初めての催事のとりまとめでしたので、わからないことだらけで緊張の日々でした。昨年秋にこのお話をいただいてから、果たしてこの役割をきちんとつとめられるか不安のほうが多かったというのが正直な感想です。おかげさまで、催事はとても好評で、売り上げもいいものになりました。これも、催事にお越しくださったみなさん、催事の情報を拡散してくだっさったみなさんのおかげです。ありがとうございました。
● 2015年12月20日(日)
【猫の命日】
飼っていた猫が亡くなって1年たちました。いまでも写真に向かってときどきお話をしています。死者は永遠に心のなかにありますね。とても心がおだやかです。去年は、この時期に妹がシュトーレンをつくって送ってくれました。やさしい甘さが忘れられません。
今年も妹からシュトーレンが送られてきましたが、今回は札幌にあるオーガニックカフェ「知恵の木」というお店のものでした(写真)。こちらもとってもおいしかったです。でも、シュトーレンを食べると猫を思い出してしまいますね。
「知恵の木」は、札幌に帰省すると妹とよく訪れるお店です。いつも素敵な笑顔の店主がおいしいお料理を作ってくれます。
● 2015年7月25日(土)
【ふたりのイーダ】
今年もまた8.6が近づいてきました。
私は広島市の出身なのですが、今思えば広島の小学校では「原爆」についての教育が非常にさかんでした。小学校低学年で目の当たりにした原爆資料館の衝撃は、今もよく覚えています。夏休みの宿題では、いつも原爆に関する課題。ちょっとしんどいくらいでした。
でも、そのおかげでずっと心の底に「原爆」がこびりついています。文章を書く仕事をしていながら、具体的なことは未だなにもできていませんが、全然違うジャンルのことをしていても、なにかしら長い糸でつなげていきたいという気持ちはあります。
原爆にまつわる本で、数年ごとに読み返している本をひとつご紹介します。
● 2015年3月6日(金)
【日本のあかり博物館】
長野県の小布施町に取材に行ってきました。小布施には、お肴謡(おさかなうたい)という文化が残っています。宴会などの中締めに小謡をうたうもので、人々の生活のなかにいい形で謡が継承されているのです。しかし、そのお肴謡をする人も高齢化してきており近年は衰退気味だったとのこと。ところが、最近、お肴謡がまた元気を取り戻してきたそうで、その様子を拝見してきました。地域全体がこんな感じで謡に親しんでいたら、子どもさんも能も身近に感じるかもしれませんね。
● 2014年12月30日(火)
【愛猫逝く】
15年以上、一緒に暮らしてきた猫のギザ(雌)が20日未明に逝ってしまいました。私にとっては、なくてはならない家族の一員でしたので、大きな喪失感に包まれています。寂しい年末となりました。
ギザは、おっとりした性格でした。私の中で、辛いことや苦しいことがあったときでも、ぼわんとした顔でいつものんびしていて、本当によく助けてもらいました。ぼんやりしたところがあるので、日頃から「ギザはきっと、太ったまま、急に死んじゃうね」と話していたのですが、本当にそうなってしまいました。12月の中頃からご飯を食べなくなって、寒いからかな?なんて思いながら、獣医さんへ連れていったら、腎不全とのことでした。すぐには死んでしまうこともない、という診断だったのですが、その日は大きなショックを受けました。そしてその2日後には亡くなってしまいました。