このごろふと、宮本常一が使っていたという、小さな木の机を思い出します。
去年(2018)の秋、宮本常一の故郷である山口県の周防大島を旅したのですが、資料館でこっそり見せてもらった宮本常一の机は、つつましいものでした。
私の机よりうんと小さい。
時間がないから、お金がないからと、いろいろ言い訳せず、やることをやらなきゃと、思わせられます。
モノ、道具は、持ち主の寿命を越えて存在し続け、いろいろ語りかけてくるなぁ。
宮本常一さんには会えなかったけど、机に会えてよかったです。
(あ、常一さんの息子さんが作った、サツマイモにも会えました)
写真は、周防大島の日の出。
いつも朝寝坊ばかりしていて、朝日がのぼるところなんて、全然見ないのですが、泊まった宿のすぐ目の前が海で、こんな私も、早起きをして朝の散歩をしようという気になったのです。
いいですね。たまには、朝日をみないといけません。
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