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歌舞伎の小道具会社の近藤真理子さんが地方巡業公演で福岡に行かれた合間に、竹工芸がさかんな大分県まで足を伸ばし、竹工芸の職人育成の現場などを見学してこられました。
大分県に行かれた日は、竹関係の資料施設の多くが休みだったそうですが「大分県竹工芸・訓練支援センター」であれば見学ができるということで、施設に連絡をとりセンターの先生などにいろいろ話を聞いてこられました。
<大分県立公共職業能力開発施設 竹工芸・訓練支援センター>
竹工芸科 2年制(普通課程) 定員10名。竹工芸品の製作に関する、竹材の材料加工・各種編組技術・染色・塗装技術を学び、現代社会のニーズに対応した竹製品を製作する技術と販売まで行える知識が習得できます。
http://www.saiki-tc.ac.jp/take_kunren/
以下の4枚の写真は、竹工芸・訓練支援センターで撮影したもの。竹に関する、さまざまな知識や技術を学ぶことができるようです。
大分市内には、竹に関するお店も多かったそうです。
この素敵なバスケットのようなものは、1段もの、2段ものなどいろいろあったそうです。本来は食品用の入れ物で、たとえばお豆腐屋さんでお豆腐を買ってこれに入れて帰ると、帰りながら水切りもできる、というすぐれもののようです。近藤真理子さんは、これを購入し、お仕事のお裁縫セットを入れて愛用されているとのことでした。素敵ですね。
こちらも竹用品を売っているお店ですが、生活雑貨というよりも、もう少し高級な商品が扱われているとのことでした。
そして、別府といえば温泉。この風情ある建物の温泉で旅の疲れを癒して、大分県を後にしたそうです。われわれの竹の勉強は、まだまだ続きます!
*「大分県竹工芸・訓練支援センター」の写真は、撮影許可をいただいています。
*全ての写真は、近藤真理子さんから提供いただきました。