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歌舞伎の蓑を一緒に復元した近藤真理子さんと長村みち子さんと一緒に、竹材の問屋さんを訪問してきました。この問屋さんは、歌舞伎で大変お世話になっているところで、小道具や大道具の竹はこちらを経由して入手しています。
また、先日書かせていただいた「能楽お道具箱」でも触れたように能楽の扇などの材料の竹も、確保が難しくなっています。
東京新聞「能楽お道具箱」2015年5月8日掲載分
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2015050802000197.html
まずは、竹材の問屋さんに現状をうかがおうということで、でかけたのですが、竹の確保、竹の種類と特性、採ってきた竹のよしあしの見分け方、竹を卸すためにどんな作業が必要かなど、いろいろよくわかりました。ちょっと手強い課題ではありますが、歌舞伎や能だけでなく、出初め式のはしごや、酉の市の熊手など、いろんなところに竹は使われていますので、じっくり取り組みたいなと感じました。