siborimihon2016
歌舞伎で使うキセル袋の復元。小道具方の近藤真理子さんが、京都へ出張に行かれる機会に、京都絞り工芸館をたずねてくれました。やはり直接会って、打合せをしてもらうのが一番です。田村は同行できませんでしたが、うまく打合せが進んだようです。
絞り染めの布といっても、絞りの粒の大きさや形、柄、色など、実にさまざまです。歌舞伎では、この道具はこうあるべき!というきまりが厳密にあるため、小道具さんが苦労をしながら、道具を準備しています。たくさんのサンプルの生地をみながら、色や絞りの粒の具合についても、話し合いができたようでした。
京都絞り工芸館の吉岡信昌さん