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歌舞伎の小道具方の近藤真理子さんから、キセル用の絞り染めの布地探しの相談を受けて、さっそくこれまでおつきあいのあった京都絞り工芸館さんに相談をしてみました。現物を見ないと詳しくはわからないけど、ひとまず手元に似たような布地があるので、送ってみますとのこと
。それを基準に、もっとこういうほうがいい、などの話ができればということになりました。
京都絞り工芸館から送られてきたサンプルの布地
京都絞り工芸館から送られてきたサンプルの布地(アップ)
藤浪小道具の近藤真理子さんに見ていただくと、色はもう少し朱色がかったほうがよいとのこと。また絞った部分(つまり白い部分)と赤い部分の比率は、赤い部分が多いほうがよい、などのご意見でしたが、技術は申し分ないとのこと。製作の統括をされている責任者などともご相談いただき、また値段などの折り合いもみていただくことになりました。