普及活動
Vol. 3

(3)2012年5月19日 日本文化にふれる勉強会 歌舞伎第2弾「歌舞伎の扮装×ものづくり」

2012年5月19日 日本文化にふれる勉強会

12/05/20 UP

2012年5月19日、日本文化にふれる勉強会(SITO主催)の歌舞伎第2弾「歌舞伎の扮装×ものづくり」にて、お話しをさせていただきました。

日本文化にふれる勉強会
歌舞伎第2弾「歌舞伎の扮装×ものづくり」

日時:5月19日(土)13:00〜14:30
場所:Gallery 園(ギャラリー えん)
東京都文京区大塚5-36-2 TEL:03-6324-8389
会費:3,000円 抹茶・和菓子つき
定員:12名
主催:SITO 篠崎友亮

歌舞伎の髪飾りなど

前半は、早稲田大学非常勤講師の寺田詩麻先生が、歌舞伎の衣裳やかつらについて詳しく解説してくださいました。
後半は田村の担当で、伝統芸能の道具ラボで復元させた「鹿の子」や床山さんからお借りしてきた櫛やかんざしなどの髪飾りをみなさんに見ていただきました。

会場は戦前に建てられた古い日本家屋。座布団を敷いて、みんなで机に向かい、道具類をぐるぐると回して見ていただきました。

やはり丁寧に作られた道具は魅力いっぱいで、参加者のみなさんもルーペで細部をじっとみたり(ルーペを持参されていた方がいて、びっくり。うれしいですね)、撮影したりと、とても楽しんでいただけたようでした。

講師の寺田先生もとても興味をもってくださって、私も本当にうれしかったです。

参加者の方が「同じ舞台を何度も見に行かなきゃね。1回目は、衣裳ばっかり見て、2回目は髪を見て・・と(笑)」とおっしゃっていました。うれしい言葉です。

ひとしきり終わった後は、気鋭の茶道普及活動をしている「給湯流(きゅうとうりゅう)」の家元さんが来られて、とっても楽しい茶会をされました。すごく広い会場なのに、わざわざ狭い廊下で(笑)。

茶道を習っていないモノにとっては、とても敷居の高い茶道の世界。それを上手に茶化して、おもしろい茶会にされていて、もう大興奮でした。コアな方からは、叱られそうですが、とってもいい試みだと思いました。

給湯流
Webで見るより実際に体験するほうが、うんとおもしろいです!
http://www.910ryu.com/

今回、こうした機会をいただいて、もっとたくさんの人に道具を見て触っていただき、その魅力を知っていただきたいと感じました。お話しできる機会がありましたら、ぜひご一報くださいませ。

問い合わせ:
伝統芸能の道具ラボ お問い合わせフォーム
または info@dogulab.com

Tags: