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歌舞伎の櫛の復元を実現してくださった鯖江市の眼鏡フレーム製造会社「長井」の長井正雄さんは、毎年、東京の展示会に参加されています。今年は、歌舞伎の床山の高橋敏夫さんが、長井さんの展示ブースのために傾城のかつらを結い上げてくださいました。かつらにさしてあるかんざしは、もちろん長井さんのところで作っていただいたものです!
「第28回 国際メガネ展 iOFT 2015」(東京ビッグサイト 10/6-8)の長井さんの展示ブース
奥に写っているのが床山の高橋敏夫さん
展示会では、毎回「日本メガネ ベストドレッサー賞」の表彰式が行われるのですが、今年は歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが文化界部門で受賞されました。表彰式の日は、高橋さんが橋渡し役となり、愛之助さんが長井さんの展示ブースにお越しになられましたよ。かんざしの復元では、長井さんは「歌舞伎の伝統のためになるなら」と、試作開発の段階から意欲的に取り組んでくださいました。歌舞伎界から少しでも、ご恩返しがしていきたいと思っています。
長井さんのブランドのメガネ
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トップ画像の左が長井正雄さん
写真提供:高橋敏夫さん