高松宮内張り子_いぬ
新型コロナウイルス感染拡大の影響ですが、長期的になりそうです。
伝統芸能も大きな打撃を受けていて、公演の延期や中止がどんどん発表されています。どの芸能も経済的な影響が大きいのですが、ふだんは毎月どんどん公演をうっている歌舞伎は、事業規模が大きいだけに関連する裏方や職人も多く特に深刻です。
2020年4月20日現在、歌舞伎の公演はゼロです。
(参考)松竹公式歌舞伎公演情報「歌舞伎美人」ウエブサイトより
2020年4月20日現在
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(参考2)独立行政法人日本芸術文化振興会 ウエブサイトより
(クリックすると大きくなります)
歌舞伎の裏方は、それぞれが独立した会社の集合体という感じですが、それらの会社から請け負っている外注先の個人や会社のなかには、存続が厳しくなってきているところもあるようです。
歌舞伎の大道具さんに連絡をとってみたところ、4月現在は自宅待機。
緊迫したなかにも、ほのぼのする言葉もあり、救われます。
「先日、ちょっと出勤したときには、みんなお腹周りが育っていて、腰道具がキツイと悲鳴をあげていました」
「家の草むしりフェンス直し妻の趣味のガーデニングの手伝いなど、大道具の仕事を家でやっています。いつもより働いています!!早く会社に行きたいです」
「おそらく元の世界には戻れないでしょうが、被害はなるべくみんなで乗り越えられるぐらいにしたいですよね。いつまで続くかわかりませんが、より良い方法を考えながらみんなで乗り越えましょう」
「元の世界には戻れない」という言葉が、重いですね…。
以下は、資金面の情報の追加です。
日々、状況が変わり、資金援助の情報も追加されたりしています。
どれが自分に当てはまるのか、見分けにくいところもありますが、会社で契約している税理士や社会労務士などがいる場合は、コマメに連絡をとって相談するようにしましょう。彼らも今は、いろいろな会社の対応で気がまわっていないところもあります。
とにかく、声に出して伝えていくことが大切です。
●持続化給付金
法人は200万円、個人事業主は100万円まで
事業全体に広く使える給付金を支給。
詳細は、経済産業省のウエブサイトをごらんください。
https://www.meti.go.jp/covid-19/#90
「感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、
事業の継続を支え、再起の糧となる、
事業全般に広く使える、給付金を支給します。
なお、令和2年度補正予算案の成立を前提としているため、
制度の具体的な内容や条件については現在検討中です。
詳細が決まり次第公表させていただきます。」2020.4.20現在
(以下の画像は経済産業省のHPより転載)